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サプライチェーン・マネジメント
サプライチェーンマネジメントとは、原材料の調達から製品の製造、物流、販売、そして消費者の手元に届くまでの「モノの流れ」全体を、効率的かつ無駄なく管理するための学問です。たとえば、スーパーに並ぶお弁当やコンビニのおにぎりが、どこで作られ、どう運ばれ、どのタイミングで店に届くのか、そのすべての仕組みがサプライチェーンに含まれています。
この学問が今とても注目されている理由のひとつが、「VUCA(ブーカ)」と呼ばれる時代背景です。VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧さ)の頭文字をとった言葉で、現代社会が予測困難で変化の激しい状態にあることを表しています。地震や台風などの自然災害、戦争やパンデミックのような世界的な危機が起きると、物流が止まり、必要なモノが届かなくなることがあります。そうした「もしも」の事態に備えて、どんな状況でもモノを届けられるようにするのが、サプライチェーンマネジメントの重要な役割です。
また、最近では「サステナビリティ(持続可能性)」の視点も欠かせません。環境問題や資源の枯渇が深刻化する中で、地球にやさしく、人にもやさしいサプライチェーンを作ることが求められています。たとえば、CO₂排出を減らすために輸送手段を見直したり、地元の農家や工場と協力する「地産地消」の考え方を取り入れたりすることも、学びの一部です。
サプライチェーンマネジメントを学ぶことで、モノを動かす仕組みの裏側を理解し、どうすれば効率よく、そして環境にも配慮しながら社会を支えられるかを考えられるようになることを目指します。
担当教員:竹田 賢
授業を受けた学生からの声
Excelを用いて実務的な問題に取り組みながら理解を深めることができた!

物流の生産から自分たちの手元に届くまでの様々なシュミレーションができて楽しかった!
